公私振動

怠惰な大学生の日記

加速する毎日

倍率2倍という飯が食えなくなるほど緊張して怯えた院試免除の面接は、当日は不合格を確信した出来だったが蓋を開けてみれば成績のパワーで殴って無事合格であった。そのおかげで周りが院試勉強をがんばっている間はへらへらしながら降って湧いた夏休みを享受していた。いままでの人生で推薦的なもので駒を進めたことはなかったが、楽をして実力が伴わない者に同じライン上に並ばれることに嫌悪感をずっと抱いていた。いざ自分がそちら側になってからもしっかり勉強したものとの差は大きいだろうと思うし、嫌悪される存在だろうというレベルで楽であった。こうしてまた自分がもろくやわらかい中身がない塊になっていくのを止めようもせず弱くなっていく。気がつけば長袖、パーカー、アウター、手袋マフラーと装備が重くなって冬の到来を感じる。はやすぎるな加速しすぎだ。